キャリア採用/仕事について

チームを大切にする
会社の変化を
リアルタイムで
見続けてきて感じたこと

向井 覚Satoru Mukai
店長
2007年入社

分社化前に入社
徐々に「チームプレー」の
会社になっていった

大東建託リーシングは2016年に大東建託から分社してできた会社です。私は2007年に、まだ分社化前の大東建託に入社した1人。その前は3年ほど介護職を勤めていたのですが、収入面に不安があり…。やりがい自体はあったものの、養っていかなければならない家族のために、転職を決意したんです。
収入が良い仕事といえば不動産の営業かな、くらいの印象で転職先を探していました。もともと介護で人のためになる仕事をしていましたし、何かしら人に喜ばれたいという想いもありましたね。そして見つけたのが大東建託。収入面はもちろんのこと、当時から「いい部屋ネット」は知名度があり、せっかくならブランド力があるところでと。
当時の分社化前の賃貸営業部門は、今とはちょっと雰囲気が異なっていましたね。今のリーシングは「チームプレー」を何よりも大事にしているのですが、その頃はまだ個人プレーに重きが置かれていたというか。そこから分社化して、今の「チームプレー」の社風になったわけですが、正直今のほうがやりやすいですね。

個人からチームへの過渡期があった
変わっていくスタッフたちに
感動すら覚えた

分社化されたときは八戸店の店長を任されていたのですが、会社として「チーム」を大事にしていく方向に舵を切り始めたときはちょっと大変でした。やっぱり当時はまだまだ個人の気持ちが強いメンバーが多くて、例えばお客さまの割り振りの仕方一つとっても、自分の売上に影響してしまうので、みんな納得感が無かったんですね。
店長として、どうすれば「店舗を一つのチームにしていけるか」悩みに悩みましたが、とにかく全員で徹底して話し合うことを繰り返しました。チームで仕事をしていくためには店舗の雰囲気・空気感は何より重要ですから。ミーティングを開いて、部下の意見を聞いて、できる限り吸い上げて、本部に要望を上げて…。地道な作業でしたが、少しずつ会社の仕組みも店舗の雰囲気も変わり始めたのを実感しましたね。担当がお客さまと話している間に、他のスタッフがスッと物件資料を出したり、お互いに足りない知識を少しずつ共有し合ったり…。そうすると、プライベートも変わっていったんです。家庭のこと等で休みを取りたいスタッフが自ら、「この日の契約代わりにお願いできますか?」と頼むなど、お互いにフォローし合うようになっていきました。今でこそ協力し合うことが普通な会社ですが、当時のどんどん雰囲気が変わっていくスタッフたちの姿は、感動すら覚えましたね。

自分自身も、会社とともに変化
入社当時には想像もしていなかった幸せ

チームプレーを大切にする雰囲気になっていく中で、私自身も変化があったな、と振り返って思います。以前は、目の前のお客さまへ積極的に働きかけることはあっても、対社内という面では受け身でした。「こうしたほうが良い」などの想いや意見があっても気持ち的に本部へなかなか上げられず、部下とのコミュニケーションもあまり活発ではなかったんです。
今は何か思うところがあればすぐに本部に要望を出していますし、何より、以前より本部・経営陣との距離が近くなったように思います。全国展開している会社なのに、現場からすると「社長、こんなところまで見ているの!?」と感じることがあるほど。他にも以前ならまったく無かった、他店の店長にネットの掲載物件について電話で相談したり、年数回の店長会議で意見交換したり…。
もちろん、自分自身のプライベートも充実。現在3人の子どもがいるのですが、皆フットサルをやっていて、休みの日は子供の試合を見に行ったり、ときには子どもたちと一緒に自分もフットサルを楽しむなどしていますね。
入社当時は思ってもみなかったチームプレーの恩恵、今存分に噛み締めながらこれからも頑張っていきます。